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2013.02.19メカトロ

【エアシリンダの分解、ソレノイドバルブ、空気圧システムのトラブルシューティング】レポート

今回セミナーのために特別に用意して頂いたトレーニングキットを使用して、
シリンダの構造及び動作の確認を実際に見て、触り、故障原因の特定や、
日々の保全について学びました。

エアシリンダについて、エア漏れの原因のほとんどがロッドパッキンの破損によるもの。
その際にロッドの状況を確認し、爪痕やくぼみなどを手で触って分かる傷がある場合は、
ロッドパッキンの交換だけでなく、シリンダ本体の交換をしたほうが良いとのこと。


ッキン類については、機器を作動させる度に少しずつ摩耗していくので、
摺動性の確保や劣化を防ぐためにグリース等を使用するのがポイント。
シリンダの動きについて、動作がスムーズに動かない、カクつく等の場合は、
シリンダの力に対し負荷を掛け過ぎていないか注意しましょう。ソレノイドバルブでは、エア品質を高めること。
特に古いコンプレッサーを使用していると、様々な要因によりエアの質が悪くなっていることが多く、
バルブの故障につながる場合があります。


講師の矢内氏は
「どう使ったら壊れないかを常に考えて、日々の使用方法の確認および保守を行なっていくことが最も重要。またエア漏れは早急に保全すれば大きな省エネになります」
とメンテナンスのポイントを説明されました。