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【旋削溝入れ加工における加工改善とトラブルシューティング】レポート | ミツヤ産業株式会社

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2015.02.09切削

【旋削溝入れ加工における加工改善とトラブルシューティング】レポート

講師は
株式会社タンガロイプロダクトグループ 主任
川本昌史 氏

①突切り加工でのへそ(中心バリ)残り対策と寿命改善

通常の溝入れインサートで突切りを行う場合、根元側の部分から折れやすく、へそが大きくなります。
へそ残りをなるべく小さくしたい場合の対策は
①中心付近で送りを落とし切削抵抗を下げる
②切れ味を良くし、切削抵抗を下げる
③勝手付きインサートを使用する
の3つが考えられます。

勝手付きインサートは、刃先に角度が付けてあり、製品側を細くなるように切削し、
製品側で折れることによりへそ残りが小さくなります。この場合の注意点として、
勝手付きインサートは切れ刃角度が大きいため、切れ刃の強度が下がり、刃先が欠けやすくなります。
また斜め方向に押されるため、加工面が曲がりやすく、クランプ剛性を高める必要があります。
また突切りで寿命を延ばすポイントは、中心付近で送りを落とすことです。
中心付近での送りを30%程度に下げることによって損傷が減り加工数が伸びます。


②溝の真直度

ワークの突き出しが長い場合、インサートの押し付けによりたわみが発生し、
溝の真直度が下がります。ワークの突き出しは最小限にとどめましょう。
また高精度の溝入れの場合、切れ味の良いブレーカや小さいコーナRのインサートを使うと、
ビビリや切削抵抗が下がり、精度が上がります。さらに、溝幅よりインサート幅を小さくすることで、
加工時間はかかりますが、真直度が上がります。